2月14日 ヤマハンノキ |
ヤマハンノキ〈山榛の木〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は2〜3月。 丘陵の上部〜山地、川岸や清流沿いに多い落葉高木。雌雄同株。 高さ10〜20mになる。 葉は互生。葉身は長さ8〜15cmの広卵形。ふちには欠刻状の重鋸歯がある。 側脈は6〜8対あり、表面でへこみ、裏面に隆起する。 葉の展開前に開花する。 雄花序は長さ7〜9cmで柄があり、枝先に2〜4個垂れ下がってつく。 雌花序は雄花序の下方に下向きにつく。 果実は堅果。果穂は長さ約1.5〜2.5cmの楕円形。 ケヤマハンノキの葉・枝・冬芽など、全体に毛のないものをいうが、中間型もあり、 毛の様子は個体によって変異が多い。 【A以下は300mm望遠レンズで】 【Aを拡大しました - 雌花序は雄花序の下方に下向きにつく】 【B雌花序が垂れ下がらず横向きについているのもあります】 【Cこの雌花序も横向きですが…】 ハンノキの雌花序は、「雄花序の直下の葉腋に1個ずつ腋生し、1〜5個」 ですから、残念ながらハンノキではないようです。 【D樹皮は紫褐色。なめらかで、灰色で横長の皮目が目立つ】
今日、過去の記録から開花しそうな花を順に見て回ってもどれも3〜4日後の様子。 ウスゲスミレは開花を期待せずに今の様子を見に来たところ、もう、咲いていました。 今年も過去の記録と開花の順番が大きく違っていて、昨年のウスゲスミレの開花確認は3月13日、 昨年1月29日に開花したスズシロソウはまだ蕾です。 のんびり構えず、早め早めに歩く必要がありそうです。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |