2月13日 ヤマハンノキ・ケヤマハンノキ |
ヤマハンノキ〈山榛の木〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は2〜3月。 丘陵の上部〜山地、川岸や清流沿いに多い落葉高木。雌雄同株。 高さ10〜20mになる。 葉は互生。葉身は長さ8〜15cmの広卵形。ふちには欠刻状の重鋸歯がある。 側脈は6〜8対あり、表面でへこみ、裏面に隆起する。 葉の展開前に開花する。 雄花序は長さ7〜9cmで柄があり、枝先に2〜4個垂れ下がってつく。 雌花序は雄花序の下方に下向きにつく。 果実は堅果。果穂は長さ約1.5〜2.5cmの楕円形。 ケヤマハンノキの葉・枝・冬芽など、全体に毛のないものをいうが、中間型もあり、 毛の様子は個体によって変異が多い。 【大きな個体で、花も葉も地上10m以上の高さにあるので確認が難しいのですが】 【樹皮は】 「紫褐色。なめらかで、灰色の横長の皮目が目立つ」 【葉の展開前に開花する】 「雄花序は長さ7〜9cmで柄があり、枝先に2〜4個垂れ下がってつく」 【上の画像を拡大しました】 「雌花序は雄花序の下方に下向きにつく」 (ハンノキの雌花序 − 雄花序の葉腋に1個ずつ腋生し、1〜5個) * * * * * * * * * * * * ケヤマハンノキ〈毛山榛の木〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は2月。 丘陵の上部から山地に多い落葉高木。雌雄同株。高さ10〜20mになる。 葉は互生。葉身は長さ8〜15cm、幅4〜13cmの広卵形。 先端は短くとがるかまたは鈍く、基部は円形〜浅いハート形、 ふちには欠刻状の重鋸歯がある。 側脈は6〜8対あり、表面でへこみ、裏面に隆起する。 表面は濃緑色で短毛がまばらに生え、裏面の脈上にはビロード状の軟毛が密生する。 葉の展開前に開花する。 雄花序は長さ7〜9cmで柄があり、枝先に2〜4個垂れ下がってつく。 雌花序は雄花序の下方に下向きにつく。 果実は堅果。果穂は長さ1.5〜2.5cmの楕円形。 【2月3日に開花確認したケヤマハンノキの今日】 この個体は有毛を確認済みなのでケヤマハンノキです。 【雄花序は長さ7〜9cmで柄があり、枝先に2〜4個垂れ下がってつく】 「雌花序は雄花序の下方に下向きにつく」 * * * * * * おまけの花 * * * * * * 【オオバヤシャブシが開花しました】 【スズシロソウが開花しました】 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |