2月13日 ヤマハンノキ・ケヤマハンノキ 


【ハンノキではなく、ヤマハンノキと思われます】
   10.2.4 撮影
この個体を見つけた2007年からハンノキとしてきましたが、とりあえずヤマハンノキに訂正し、
全体無毛か確認しますが、有毛と判明した場合は、花番号を新しく見つけた花に使うつもりです。

   
      ヤマハンノキ〈山榛の木〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は2〜3月。
     丘陵の上部〜山地、川岸や清流沿いに多い落葉高木。雌雄同株。
     高さ10〜20mになる。
     葉は互生。葉身は長さ8〜15cmの広卵形。ふちには欠刻状の重鋸歯がある。
     側脈は6〜8対あり、表面でへこみ、裏面に隆起する。
     葉の展開前に開花する。
     雄花序は長さ7〜9cmで柄があり、枝先に2〜4個垂れ下がってつく。
     雌花序は雄花序の下方に下向きにつく。
     果実は堅果。果穂は長さ約1.5〜2.5cmの楕円形。

     ケヤマハンノキの葉・枝・冬芽など、全体に毛のないものをいうが、中間型もあり、
     毛の様子は個体によって変異が多い。
   
    【大きな個体で、花も葉も地上10m以上の高さにあるので確認が難しいのですが】    
 10.2.4 撮影
  
樹皮は  
10.2.4 撮影
「紫褐色。なめらかで、灰色の横長の皮目が目立つ」

葉の展開前に開花する
10.2.13 撮影
雄花序は長さ7〜9cmで柄があり、枝先に2〜4個垂れ下がってつく」
     

 【上の画像を拡大しました】        
 10.2.13 撮影
雌花序は雄花序の下方に下向きにつく
(ハンノキの雌花序 − 雄花序の葉腋に1個ずつ腋生し、1〜5個)

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ケヤマハンノキ〈毛山榛の木〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は2月。
  丘陵の上部から山地に多い落葉高木。雌雄同株。高さ10〜20mになる。
  葉は互生。葉身は長さ8〜15cm、幅4〜13cmの広卵形。
  先端は短くとがるかまたは鈍く、基部は円形〜浅いハート形、
ふちには欠刻状の重鋸歯がある。 側脈は6〜8対あり、表面でへこみ、裏面に隆起する。
  表面は濃緑色で短毛がまばらに生え、裏面の脈上にはビロード状の軟毛が密生する。
  葉の展開前に開花する。
  雄花序は長さ7〜9cmで柄があり、枝先に2〜4個垂れ下がってつく。
  雌花序は雄花序の下方に下向きにつく。
  果実は堅果。果穂は長さ1.5〜2.5cmの楕円形。
 

  
2月3日に開花確認したケヤマハンノキの今日】  
10.2.13 撮影
この個体は有毛を確認済みなのでケヤマハンノキです。

雄花序は長さ7〜9cmで柄があり、枝先に2〜4個垂れ下がってつく
10.2.13 撮影
「雌花序は雄花序の下方に下向きにつく」

* * * * * * おまけの花 * * * * * *

  
オオバヤシャブシが開花しました  
10.2.13 撮影

スズシロソウが開花しました
10.2.13 撮影


※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。