6月17日 ヤブムラサキ − その2 |
ヤブムラサキ〈薮紫〉(クマツヅラ科 ムラサキシキブ属) 花期は6〜7月。 低山の林縁や明るい林内に生える高さ2〜3mになる落葉低木。 枝や葉、花柄、萼などに灰白色の星状毛が密生する。 葉は対生。葉身は長さ5〜10cmの広卵形〜楕円形で、先は尾状に長くとがり、 ふちには小さいが明瞭な鋸歯がある。 葉腋から集散花序を出し、紅紫色の花を2〜10個つける。 花冠は長さ4〜5mm。上部は4裂し、萼片は平開する。 雄しべは4個、雌しべは1個、ともに花冠から長く突き出る。 果実は核果。直径3〜4mmの球形で、紫色に熟す。下部は毛が密生した萼片に包まれる。 【上の画像を拡大しました】 「枝や葉、花柄、萼などに灰白色の星状毛が密生する」 【枝と萼を】 【上の画像を拡大しました】 「枝や葉裏、花柄、萼などに灰白色の星状毛が密生する」 【昨日の株の葉表】 【上の画像を拡大しました】 昨日、イヌムラサキシキブかと思った株に今日一番に行って、雨で濡れていてはできない技、葉の表面を指先でさわってみたところ、ヤブムラサキ独特のビロードの触感でした。 昨日の株はヤブムラサキでした。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |