ムラサキシキブ〈紫式部/別名ミムラサキ〉(クマツヅラ科 ムラサキシキブ属) 花期は6〜7月。
実の美しさを紫式部に例えたものといわれる。
丘陵や低山に普通に見られる高さ2〜3mになる落葉低木。
葉は対生。
葉身は長さ6〜13cmの長楕円形で先は尾状にとがり、ふちには細かい鋸歯がある。
両面とも無毛。
葉腋から集散花序を出し、淡紅紫色の花をつける。
花冠は長さ3〜5mm、上部は4裂し、裂片は平開する。雄しべは 4個、雌しべは1個。
果実は核果。直径3mmほどの球形で、紫色に熟す。
【「全体に無毛」ということに絞って撮りました − 葉の表面】
11.6.17 撮影
【上の画像を拡大しました】
11.6.17 撮影
「両面とも無毛」
【葉の裏面】
11.6.17 撮影
「両面とも無毛」
【茎と萼を】
11.6.17 撮影
【上の画像を拡大しました】
11.6.17 撮影
ムラサキシキブは、ヤブムラサキとの雑種が多いと言われていますが、今回見て歩いた限りでは、無毛のムラサキシキブが複数株あり、有毛の株より多かったので、秋吉台では「全て雑種になっている」という心配は、今のところ無いと思いました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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