2016年 7月26日  トモエソウ・ヤマアワ


長登銅山跡で咲く夏の花が2種、残念ですが今年は見られません。

【①トモエソウは、一昨年(2014年)初めて見て、昨年は】
15.8.11 撮影

           トモエソウ Hypericum ascyron 〈巴草〉(オトギリソウ科 オトギリソウ属) 
                                                  花期は7~8月。
         花弁がよじれて巴状になる。
         山地や丘陵に生える多年草。全草無毛。
         茎は4稜形で高さ約1m。
         葉は対生し、被針形で長さ4~10cm、基部はやや茎を抱く。
         葉には明点があり、黒点はない。
         上部で分枝し、先に黃色でよじれた一日花を開く。
         花は直径4-6cm、花弁は5個。雄しべは多数で5束。
         子房は長さ7-8mm。
         花柱は長さ7mm、全長の1/3-2/3まで合着し、先は反り返る。
         萼片は大小不同で、脈間に明線が多数ある。
         山口県絶滅危惧ⅠA類。

【①を拡大しました - 一つだけですが、花が咲きました】
16.8.11 撮影
                                 
【②何度も見に来て、7月18日に1株確認しました】
16.7.18 撮影

【②を拡大しました - この段階で花を期待しました】
16.7.18 撮影

【③友人が「トモエソウを確認できません」と言うので、来てみたら】
16.7.26 撮影

【③を拡大しました - なぜ? 今年、花は無理でしょうね】
16.7.26 撮影

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【①昨年初めて見たヤマアワは、全く姿が見えません】
16.7.18 撮影

          ヤマアワ Calamagrostis epigeios〈山粟〉(イネ科 ノガリヤス属) 
                                       花期は 7~8月。
        山野の草原に生える多年草。
        根茎は長く横に這う。
        茎は高さ0.6-1.7m。
        葉は両面がざらつく。
        花序は長さ10-30cm、狭い円錐形で直立し、密に多数の小穂をつけ、
        枝は半輪生状で、ざらつく。
        小穂は長さ6-8mm、1個の小花からなり、基部に小花の2倍の長さの毛がある。


【②この辺りで昨年、たくさん見られたのに…、なぜ?】
16.7.18 撮影
                                
今日も確認に来たのですが、姿が見えないので撮影しませんでした。
苦手なイネ科。葉はあるのかも知れませんが、私は葉だけでは…。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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