トモエソウ Hypericum ascyron 〈巴草〉(オトギリソウ科 オトギリソウ属)
花期は7~8月。
花弁がよじれて巴状になる。
山地や丘陵に生える多年草。全草無毛。
茎は4稜形で高さ約1m。
葉は対生し、被針形で長さ4~10cm、基部はやや茎を抱く。
葉には明点があり、黒点はない。
上部で分枝し、先に黃色でよじれた一日花を開く。
花は直径4-6cm、花弁は5個。雄しべは多数で5束。
子房は長さ7-8mm。
花柱は長さ7mm、全長の1/3-2/3まで合着し、先は反り返る。
萼片は大小不同で、脈間に明線が多数ある。
山口県絶滅危惧ⅠA類。
【②当日、開いた花が無かったのですが、花も大型と確認できました】
14.7.13 撮影
【③今日、花が開いていました(そばに花がつかない1株も確認)】
14.7.14 撮影
【③を拡大しました - 葉は対生し、被針形】
14.7.14 撮影
【④茎は4稜形】
14.7.14 撮影
【⑤葉は被針形で長さ4~10cm、基部はやや茎を抱く】
14.7.14 撮影
【⑥葉裏を】
14.7.14 撮影
【⑥を拡大しました - 葉には明点があり、黒点はない】
14.7.14 撮影
【⑦花弁がよじれて巴状になり直径4-6cm、花弁は5個】
14.7.14 撮影
「雄しべは多数で5束」
【⑧子房は長さ7-8mm。花柱は長さ7mm】
14.7.14 撮影
【⑧を拡大しました - 花柱は全長の1/3~2/3まで合着し、先は反り返る】
14.7.14 撮影
【⑨萼片は大小不同】
14.7.14 撮影
【⑩】
14.7.14 撮影
【⑩を拡大しました - 萼片は大小不同で、脈間に明線が多数ある】
14.7.14 撮影
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山口県に『ごく稀』。
失敗を繰り返さないよう、図鑑で特徴を頭に叩き込み、要件をすべて撮るように心がけ、
長時間かけて日記を書き上げました。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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