2014年 10月11日  ヨシススキ−その3



【@7月に開花していたのが今、花盛りです】
14.10.9 撮影

          ヨシススキ Saccharum arundinaceum〈葦薄〉(イネ科 サトウキビ属) 
                                            花期は 7月、10月。
        インド〜東南アジア原産の大型の多年草。
        飼料として栽培されていたものが、逸出野生化したとされる。
        茎は直径2cmほど、多数叢生、太い根茎から出て出穂時の高さは2-5mになる。
        葉は線形、長さ1-2m、幅4-6cm、先は鋭尖形、縁は全縁、中肋は乳灰色、
        葉鞘の口部には白色の長毛がある。
        葉舌は膜質で長さ3mmほど、縁には1cmほどの毛がある。
        円錐花序は卵円形、乳白色を帯び長さ30-70cm、
        枝は輪生状につき、長さ15-20cm、乳白色または帯紫色の軟毛がある。
        穂状花序は長さ3-6cm、
        小穂は被針形で淡緑色〜黄褐色、長さ3mmほど。
        サトウキビの最も重要な近縁野生種として注目される。

【A7月には花序の穂はわずかで数えられるほどでしたが…】
14.10.9 撮影
                                 
【Bあのままで終わったのに、最近、急に目につくようになりました】
14.10.9 撮影

【C友人も気づき、『下側ののり面が大きなススキだらけ』と − 道ののり面を撮りました】
14.10.9 撮影

【Dこれはトキワススキと思っていたのですが】
14.10.9 撮影

【E花序の中軸は、花序の先まで長く伸びています】
14.10.9 撮影

【F花序の枝を】
14.10.9 撮影

【Fを拡大しました − 今、花盛りです】
14.10.9 撮影

【G 7月18日の日記から】
14.10.9 撮影

最初、トキワススキと書いていましたが、情報をいただき、繰り返し観察した結果、
帰化植物のヨシススキと修正しました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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