タコノアシ Penithorum chinense〈蛸の足〉(ユキノシタ科 タコノアシ属) 花期は8〜9月。 花や実がびっしり並んだ花序を、吸盤の多いタコの足に見立てたものという。 湿地やぬま、休耕田などに生える多年草。 茎は高さ30-80cmで、赤みを帯びることが多い。 葉は互生し、長さ3-10cm、幅0.5-1cmの狭被針形。
花序の枝は初めうず巻き状になっているが、やがてまっすぐに伸びる。
花は直径約5mmで、花弁はなく、萼片5個、雄しべ10個、雌しべ5個。
果実は刮ハで、上部が横に裂け、帽子のように落ちる。
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました】
18.8.12 撮影
【A】
18.8.12 撮影
【Aを拡大しました】
18.8.12 撮影
いつもの100mmマクロレンズですが、望遠レンズで撮ってみましょうか。
【Bビオトープで撮ったタコノアシ −花は直径約5mm】
15.9.15 撮影
「花序の枝は初めうず巻き状になっているが、やがてまっすぐに伸びる」
【Bを拡大しました − 花弁はなく、萼片5個、雄しべ10個、雌しべ5個 】
15.9.15 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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