2018年 5月4日  ナンゴクウラシマソウ



【@2011年に初めて見つけた株は、2016年に葉1本さえ見えなくなり、昨年浅香さんが見つけた株も今年は無く…】
18.5.4 撮影

           ナンゴクウラシマソウ Arisaema thunbegii 〈南国浦島草〉
                         (サトイモ科 テンナンショウ属) 花期は4〜5月。
          平地や低山の木陰に生える多年草。球茎には少数の子球がつく。
          葉は1個。長柄があり、鳥足状に分裂する。
          花茎は高さ10-20cm。
          仏炎苞の舷部は暗紫色。
          花序の先の付属体は糸状に長く伸び、基部は白くて太く小じわが密生する。
           − 増補改訂新版「山に咲く花」 −

          ウラシマソウにそっくりの種類であるが、全体やや痩せた感じで、
          葉の小葉は幅が狭く、仏炎包は長さ8-10cmと小さい。
          著しい違いは花軸の延長部(付属体)すなわち釣り糸の基部が     
          ウラシマソウのものに比べてふくれていて、しかもこの部分に、
          網目のようなしわがあること。
          四国東部、岡山県辺りを境に、東にはウラシウマソウ、
          西にはナンゴクウラシマソウと棲み分けている。
           − 検索入門「野草図鑑 2」 −


【A民家の裏の林の中で散在して生えているいるのが見つかりました】
18.5.4 撮影
案内して頂いた地主さんは、「植えていないし、これが何なのかも知らなかった」と。


【Aを拡大しました − ここなら盗掘には逢わないでしょう】
18.5.4 撮影

【B花序の先の付属体は糸状に長く伸び、基部は白くて太く小じわが密生する
18.5.4 撮影

【Bを拡大しました −付属体(釣り糸の基部)がウラシマソウのものに比べてふくれていて
18.5.4 撮影
しかもこの部分に、網目のようなしわがある」


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP