2月3日  コバギボウシ・コカモメヅル

   コバギボウシ   06.2.3 撮影
   
 コバギボウシ〈小葉擬宝珠〉(ユリ科 ギボウシ属) 花期は7〜8月。
 ギボウシはつぼみを橋の欄干の擬宝珠に例えたもので、葉が小形のギボウシの意味。山野の湿地に生える高さ30〜50pの多年草。葉は長さ10〜15pの柄があり、披針形〜長楕円形。花茎の上部に淡い紫色の花を数個〜10数個、やや下向きに開く。花は長さ4〜5pで、内側に紫色のすじがある。

 冷たい風が強く吹くので林に入ったら、倒れずに立ったコバギボウシがたくさん目に入ってきました。ここでこんなに咲いたとは・・・。
                                        
【上の画像を拡大しました】
 06.2.3 撮影

手持ちのどの図鑑にも果実の記載がありませんでした。
 
  【こんな時もありました】  
05年8月20日の日記から) 05.8.19 撮影

【コカモメヅル】
06.2.3 撮影

                                                            
 コカモメヅル〈小鴎蔓〉(ガガイモ科 オオカモメヅル属) 花期は7〜8月。
 山野の草地ややぶに生えるつる性の多年草。葉は対生し、三角状披針形で、先はとがり、基部は浅い心形。葉腋から長い花柄をだし、暗紫色の花をまばらにつけます。花の直径は4〜5o。袋果は双生して水平に開出し、無毛、披針形で長さ4〜5cm。

 同じ林で次に、ノイバラやアシ・ササに上って、果実の殻をたくさんつけたつるが数10株、目に入りました。
 ここにコカモメヅルがこんなにあったのを全然気づきませんでしたが、細いつるにこんな形の果実をつける植物はほかに思いつかないのです。 合っているでしょうか。

【上の画像を拡大しました】
06.2.3 撮影

【こんなのも】
06.2.3 撮影

【こんな時もありました】
05年7月18日の日記から) 05.7.18 撮影
 
 ここは、夏〜秋には土が見えない藪状態なのでマムシが気になり、足を踏み入れる気にならなかったのですが、何か面白いものがあるかもしれません。

 ※ 日記にある花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。