コバギボウシ〈小葉擬宝珠〉 花期は7〜8月。 ギボウシはつぼみを橋の欄干の擬宝珠に例えたもので、葉が小形のギボウシの意味。山野の湿地に生える高さ30〜50pの多年草。葉は長さ10〜15pの柄があり、披針形〜長楕円形。花茎の上部に淡い紫色の花を数個〜10数個、やや下向きに開く。花は長さ4〜5pで、内側に紫色のすじがある。
長登銅山跡に多いコバギボウシ、ここにはマムシがいるとかで草刈りが頻繁に行われるため、7月11日に開花確認した花は、田の跡地で刈り残されていた株にやっと咲いたものだったのです。
お盆も過ぎた今ごろ、花が遅い林内の湿地の株が花盛りで、田の跡地で刈られた株にも花茎が伸び、まだまだきれいに咲いています。
【昨日、別の湿地で】
05.8.19 撮影
【花を拡大しました】
05.8.19 撮影
8月20日(土) 長登を歩いていた午後4時前、自宅から「Sさんが亡くなった」と連絡がありました。
19時からのお通夜に間に合うように帰ろうと思っても、入院中の母が私の手をしっかり握って、1時間経っても首を盛んに横に振り、放そうとしません。
18時半、仕方なく、「母さん、ごめんね。7時から会議なの・・・」と、嘘をついてしまいました。
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