2016年 11月13日 ハイチゴザサ − その2 |
ハイチゴザサ Isachne nipponensis〈這稚児笹〉(イネ科 チゴザサ属) 花期は 9〜10月。 暖地の林中、湿地に生える小型の多年草。 桿は繊細、緑色で、基部は長く這い、分枝する。 葉身は薄く、長さ1.5-3cm、幅4-8mmで、 先は短くとがり、両面にまばらに長毛がある。 葉舌は白毛の列となる。 円錐花序は長さ3-5cm、広卵形で、まばらに小穂をつけ、 枝は細くて糸状、柄はやや長い。 小穂は淡緑色で長さ約1.5mm、ほぼ同形の2小花からなる。 苞穎は3〜7脈があり、円頭で、上半部にまばらに不揃いな直毛がある。 小穂の柄に腺のないことは、チゴザサからの重要な区別点となる。 本州(関東以西)〜九州の湿地に生える。 【A9月に見つけたのとは少し大きめで、他の草に混じって生えていました】
このたび別の林で確認できたので、 秋吉台では確認されていなかっただけで、他の林内でもあると思うようになりました。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |