2019年 7月16日 ダキバアレチハナガサ |
ダキバアレチハナガサ Verbena incompta〈抱葉荒地花笠〉 (クマツヅラ科 クマツヅラ属) 花期は6〜9月。 裸地や礫地、草原に生える多年草。南アメリカ原産。 アレチハナガサと混同されていたが、花序を除きむしろヤナギハナガサに似る。 葉は対生、広線形〜狭楕円形。 下部の葉には不整の鋭鋸歯があり、先は次第にとがり、基部は次第に細まり、 切形で、対生する2葉の基部が接する。 穂状花序は花時に明らかな円柱状で、個々に独立して見え、長さ2-5cm。 花は6〜9月。 花穂の基部から先に向かって、4〜5個が同時に咲き、 花穂は開花に伴って伸び、果時にはふつう長さ3cm内外になる。 花の基部の苞葉は縁に毛があるが、毛は櫛歯状とならず不整に斜上する。 萼にはほとんど腺毛がなく、 花冠は淡紫色、萼の2倍くらいの長さで、花序からあまり超出しない。 原産地:南アメリカ − 「日本の帰化植物」 − 【@を拡大しました】
◇アレチハナガサは、2016年7月4日の日記 をどうぞ。 ◇ヤナギハナガサは、2016年6月28日の日記 をどうぞ。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |