2016年 6月28日  ヤナギハナガサ



【@栽培品より逸出品のが多くなりました − 人家近くの道端で】
16.6.28 撮影

           ヤナギハナガサ Verbena bonariensis L.〈柳花笠/別名サンジャクバーベナ〉
                            (クマツヅラ科 クマツヅラ属) 花期は5〜8月。
         裸地や礫地、草原に生える多年草。南アメリカ原産。
         直立、束生して、高さ1.5mに達する。
         全体に剛毛があり、ざらつく。
         茎の断面は普通四角形で稜があり、中空、よく分枝し、枝は開出する。
         葉は対生、広線形、狭楕円形。
         下部の葉には不整の鋭鋸歯があり、先は次第に尖り、
         基部はいったん細まって再び幅広くなり、切形で、対生する2葉の基部が接する。
         枝先にほとんど無柄の密な穂状花序が散房状に集まってつき、
         同時に多数の花が咲いているように見える。
         穂状花序は開花に伴って伸び、長さ1-2cmとなるが、果時にも団塊状を保つ。
         萼は筒状で先がわずかに5裂し、ふつう毛のほかに微細な腺毛がある。
         花冠は紅紫色、生時に長さ1cm、萼の2.5−3倍長で、
         花序から超出して目立ち、筒部の外面には開出する白毛がある。


【@を拡大しました】
16.6.28 撮影
                                 
【@を拡大しました − 直立、束生して、高さ1.5mに達し、全体に剛毛があり、ざらつく
16.6.28 撮影

【A葉は対生、広線形、狭楕円形。下部の葉には不整の鋭鋸歯があり、先は次第に尖り
16.6.28 撮影

【Aを拡大しました − 基部はいったん細まって再び幅広くなり、切形、対生する2葉の基部が接する
16.6.28 撮影

【B枝先にほとんど無柄の密な穂状花序が散房状に集まってつき
16.6.28 撮影

【Bを拡大しました − 同時に多数の花が咲いているように見える
16.6.28 撮影

【Cもう一つ、花盛りの花序を − 花冠は紅紫色、生時に長さ1cm
16.6.28 撮影

【Cを拡大しました − 花冠は萼の2.5−3倍長で、花序から超出して目立ち
16.6.28 撮影
「筒部の外面には開出する白毛がある

【D咲き進んだ花序を − 穂状花序は開花に伴って伸び、長さ1-2cmとなるが
16.6. 28撮影

【Dを拡大しました − 果時にも団塊状を保つ
16.6.28 撮影

あちこちの荒れ地に、見た感じはアレチハナガサで2m高さの草がたくさん生えていますが、
見ていくうちに、何か区別出来なくなったので、一つ一つを確実に把握することに決め、
先ず、ヤナギハナガサを書きました。
これで、ヤナギハナガサを把握できました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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