2016年 7月4日  アレチハナガサ


秋吉台では今、「見られない日はない」と言うほど、あちこちに広がってたくさん生えています。

【@シロネ・オオブタクサ・コムラサキが生える荒れ地で】
16.7.1 撮影

               アレチハナガサ Verbena brasiliensis 〈荒れ地花笠〉
                          
(クマツヅラ科 クマツヅラ属) 花期は6〜9月。
              裸地や礫地、草原に生える多年草。南アメリカ原産。
              直立して高さ1.5mに達する。
              全体に剛毛があるが、花序近くを除き茎には少ない。
              茎の断面はふつう四角形で中実、上部で分枝し、枝は開出する。
              葉は対生。下部の葉には鋸歯があり、狭楕円形で先は次第に尖り、
              基部はくさび状に細まってときに柄状となる。
              穂状花序は斜上して、枝先にやや緩慢につき、やや細く、
              しばしば有柄で長短があり、開花に伴って伸びる。
              花序の基部に萼とほぼ同長の苞葉があり、萼は筒状で先は5裂、
              花冠は紅紫色、直径2mmあまり。

【@を拡大しました − 上部で分枝し、枝は開出する
16.7.1 撮影
                                 
【A葉は対生。下部の葉には鋸歯があり、狭楕円形で先は次第に尖り
16.7.1 撮影

【Aを拡大しました − 基部はくさび状に細まってときに柄状となる
16.7.1 撮影

【B穂状花序は斜上して、枝先にやや緩慢につき、やや細く
16.7.1 撮影

【Bを拡大しました −  しばしば有柄で長短があり、開花に伴って伸びる
16.7.1 撮影

【C別の花序を】
16.7.1 撮影

【Cを拡大しました − しばしば有柄で長短があり、開花に伴って伸びる
16.7.1 撮影

【D別の花序を】
16.7.1 撮影

【Dを拡大しました − 開花して間もない、あまり伸びていない花序です】
16.7. 1撮影

* * * * * クマツヅラ属を調べるきっかけとなったのは…* * * * *

【Eタケニグサ・シナアブラギリが生える荒れ地で】
16.6.21 撮影

【Eを拡大しました − 全体の姿や花序から】
16.6.21 撮影

【F葉からもアレチハナガサと思ったのに】
16.6.21 撮影

【G図鑑で見ているアレチハナガサとは違って見えました】
16.6. 21 撮影

【Gを拡大しました − 今、これまでの勉強でアレチハナガサの咲き始めと分かり】
16.6.21 撮影

【H現在は図鑑にある伸びた形になっているか、見に来ました】
16.7.3 撮影
激しい雨が降り始め、待機後に枝を振り、水を切って撮ったので良くない画像ですが。

【Hを拡大しました − アレチハナガサの花序ということは、何とか分かります】
16.7.3 撮影

 ここ10日間余り、アレチハナガサが目に入るたびに接写した画像が山ほどですが、
 2ヶ所に絞って、ほかは削除。
 勉強は少々大変でしたが、これでスッキリ、理解できました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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