12月25日 今年を振り返って − その3 


「赤みがかった大きな花のキブシ」と、5〜6年前から見てきて、ふっと「別の名前があるはず」と、
図鑑を読み直したところ、キブシの変種で海岸近くの山地に生えるナンバンキブシと分かりました。

   09.3.30 撮影
   
    ナンバンキブシ〈南蛮木五倍子/別名ハチジョウキブシ・エノシマキブシ〉
                                (コブシ科 キブシ属) 花期は3〜4月。
   キブシの変種で、海岸近くの山地に生える落葉低木。雌雄別株。
   キブシに比べると、枝が太く、葉は大きくてかたく、長さ10〜17cmの広卵形または長卵
   形で、基部は円形または浅い心形。裏面は白っぽい。
   花もやや大きく、長さ8〜10mm。果実は長さ8〜15mmの楕円形。
   
    【キブシと比べて、一枝につく花序が多く、1花序につく花数も多くて、花も大きいです】      
 09.3.30 撮影

 常日ごろ、画像を選んで日記を書くと決めたら、図鑑の前後にある植物も見るように心がけ、それがきっかけで探して見つけたのが、アイノコフユイチゴ・ケカマツカ・ケネズミモチ・サイゴクイボタ・ヒメアシボソ・マルバヤハズソウ・ムラサキネズミノオ・ヤブハギ・ヤマハゼなど。
 なのに、図鑑に載っているナンバンキブシがなぜ何年も目に入らなかったのだろうかと・・・。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。