１２月２４日　今年を振り返って − その２

４〜５年前までは探し、最近はすっかり諦めていたシマキツネノボタンを４月１６日に見つけました。

シマキツネノボタンは、「山口県産高等植物」には『ごく稀』で、山口県カテゴリー『絶滅危惧ＩＡ類』です。
　　　０９．４．１６　撮影
　　　

シマキツネノボタン〈島狐の牡丹〉（キンポウゲ科　キンポウゲ属）　花期は３〜６月。 溝のふちや湿った林縁に生える多年草。 茎は地上をはって立ち上がり高さ２５〜６０ｃｍ、葉柄と共に全体に開出する粗い毛が目立つ。 葉は１回３出複葉で、葉身は幅４〜９ｃｍ、小葉は更に３中〜深裂し、両面に伏毛を散生する。 花は上部の茎葉に対生してつき、花序をつくらない。 花柄は長さ１〜６ｃｍ、開出する粗い毛があり、苞はない。 花は直径約１cm。花弁は楕円形で長さ約４mm、萼片より少し長い。 集合果はほぼ球形で、直径約１cm。 分布：本州（中国地方）〜琉球。 　　　 　　　　　　　　　　　　　【花は上部の茎葉に対生してつき、花序をつくらない】　　　　　　　 　０９．４．１６　撮影 （参考までに−キツネノボタンは） 　　図鑑で見た「茎葉に対生した長さ１〜６cmの花柄の先についた花」は、 たまたま目に入った「茎が地上を這って立ち上がった」キツネノボタンについていました。　　 ※　日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。