2021年 5月21日  ユリノキ



【@ここに大木が数本、かたまって生えているのを見つけられたのは一昨年でした】
21.5.21 撮影

           ユリノキ Liriodendron tulipifera 〈百合の木/別名ハンテンボク、チューリップ・ツリー〉
                                   (モクレン科 ユリノキ属) 花期は 5〜6月。
          モクレン科はモクレン属とユリノキ属に分けられる。
          ユリノキ属は2種よりなり、日本には自生しない。

          ユリノキは、北アメリカ東部原産の落葉高木で、明治時代初期に移入された。
          公園樹または街路樹として日本に広く植えられており、
          高さ30m、胸高直径1mに達する。
          原産地では50mを超えることもあるという。
          葉は4ないし6浅裂し、先は切形でふつう少し切れ込んだ形にくぼみ、
          長さ10-15cm、無毛、長い葉柄をもつ。
          5〜6月、枝の先に径5-6cmの花をつける。
          花被は萼と花冠に明らかに分かれ、
          萼片は3枚、長楕円形で緑色を帯び、反曲する
          花弁は6枚、卵状楕円形で直立ないし斜上し、緑黄色で下部は橙色を帯びる。
          雄蕊は20〜50、輪生し、順次脱落する。
          花糸は短く、葯は外向する。
          雌蕊は60〜100。
          翼果は扁平、狭楕円形、長さ2.5-3.5cmになり、中に1〜2個の種子を入れる。
          北アメリカ東部から中部にかけて自生する。
           − 改訂新版「日本の野生植物1」 − 

【@を拡大しました − 葉は4ないし6浅裂し、先は切形でふつう少し切れ込んだ形にくぼみ
21.5.21 撮影
                                 
【@を拡大しました − 枝の先に径5-6cmの花をつける
21.5.21 撮影

【@を拡大しました − 萼片は3枚、長楕円形で緑色を帯び、反曲する
21.5.21 撮影
「花弁は6枚、卵状楕円形で直立ないし斜上し、緑黄色で下部は橙色を帯びる」


 高い所でしか咲いていなくて、100%拡大してもこの程度しか。
 下の方で咲いていないか、見に行く時間が取れなくて…。

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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