ユリノキ Liriodendron tulipifera 〈百合の木/別名ハンテンボク、チューリップ・ツリー〉
(モクレン科 ユリノキ属) 花期は 5〜6月。
モクレン科はモクレン属とユリノキ属に分けられる。
ユリノキ属は2種よりなり、日本には自生しない。
ユリノキは、北アメリカ東部原産の落葉高木で、明治時代初期に移入された。
公園樹または街路樹として日本に広く植えられており、 高さ30m、胸高直径1mに達する。 原産地では50mを超えることもあるという。
葉は4ないし6浅裂し、先は切形でふつう少し切れ込んだ形にくぼみ、 長さ10-15cm、無毛、長い葉柄をもつ。
5〜6月、枝の先に径5-6cmの花をつける。 花被は萼と花冠に明らかに分かれ、
萼片は3枚、長楕円形で緑色を帯び、反曲する。
花弁は6枚、卵状楕円形で直立ないし斜上し、緑黄色で下部は橙色を帯びる。 雄蕊は20〜50、輪生し、順次脱落する。 花糸は短く、葯は外向する。 雌蕊は60〜100。 翼果は扁平、狭楕円形、長さ2.5-3.5cmになり、中に1〜2個の種子を入れる。 北アメリカ東部から中部にかけて自生する。
− 改訂新版「日本の野生植物1」 −
【@を拡大しました − 葉は4ないし6浅裂し、先は切形でふつう少し切れ込んだ形にくぼみ】
21.5.21 撮影
【@を拡大しました − 枝の先に径5-6cmの花をつける】
21.5.21 撮影
【@を拡大しました − 萼片は3枚、長楕円形で緑色を帯び、反曲する】
21.5.21 撮影
「花弁は6枚、卵状楕円形で直立ないし斜上し、緑黄色で下部は橙色を帯びる」
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高い所でしか咲いていなくて、100%拡大してもこの程度しか。
下の方で咲いていないか、見に行く時間が取れなくて…。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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