2015年 2月28日 ヨシススキ |
ヨシススキ Saccharum arundinaceum〈葦薄〉(イネ科 サトウキビ属) 花期は 7月、10月。 インド〜東南アジア原産の大型の多年草。 飼料として栽培されていたものが、逸出野生化したとされる。 茎は直径2cmほど、多数叢生、太い根茎から出て出穂時の高さは2-5mになる。 葉は線形、長さ1-2m、幅4-6cm、先は鋭尖形、縁は全縁、中肋は乳灰色、 葉鞘の口部には白色の長毛がある。 葉舌は膜質で長さ3mmほど、縁には1cmほどの毛がある。 円錐花序は卵円形、乳白色を帯び長さ30-70cm、 枝は輪生状につき、長さ15-20cm、乳白色または帯紫色の軟毛がある。 穂状花序は長さ3-6cm、 小穂は被針形で淡緑色〜黄褐色、長さ3mmほど。 サトウキビの最も重要な近縁野生種として注目される。 【A 「飼料として栽培されていたものが、逸出野生化」 ではなかったのです】 * * * * * * *
その後に神奈川県藤沢市などでも見つけ、大分県くじゅう、長崎県佐世保市、島根県松江市などの 道路法面でもヨシススキが緑化に使われていることがわかってきました。 今回教えていただいた小郡萩道路は秋吉台からも近く、侵入した場合、ススキなどと競合するのでは ないかと心配しています。杞憂であれば良いのですが。」 と、西脇教授。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |