2018年 3月17日 ヤシャブシ |
ヤシャブシ Alnus firma〈夜叉五倍子〉(カバノキ科 ハンノキ属) 花期は3〜4月。 山地に生え、大木では高さ20mになる落葉小高木。雌雄同株。 樹皮は灰褐色。 葉は互生。葉身は長さ4-10cmの狭卵形。 先は鋭くとがり、ふちには細かい重鋸歯がある。側脈は13〜17対。 花は葉の展開前に開花する。 雄花序は無柄で、長さ4-6cm、やや太くて弓形に曲がり、 枝の先やすぐ下の葉腋から垂れ下がる。 雄花は苞の基部に3個ずつつく。 雌花序は柄があり、雄花序より少し下に1〜2個、時に数個つく。 果穂は長さ1.5-2cmで直立する。 果穂にはタンニンが多い。 【@を拡大しました − 左側の株 − ヤシャブシと思います】
花序は触るとべとつくのですが、ネバネバの場所は苞なのでしょうか? 雌花序が小さくて、100mmマクロレンズでは撮れていませんが、 重たい望遠レンズを持って、一人で急坂を登る気がしないのです。 ご参考までに、オオバヤシャブシはこちら。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |