ヤサカブシ Aconitum nikaii Nakai〈八坂附子〉 (キンポウゲ科 トリカブト属) 花期は9〜10月。 ヤマトリカブトの北陸・近畿地方亜種イブキトリカブトに似ているが、 葉は質が厚く光沢があり、3中裂し、
花弁の距は細くかつ長く、360度まで屈曲する。 花柄と上萼片には屈毛が生える。 染色体数=32。 山口県の特産 − 改訂新版「日本の野生植物2」 − 花は両性で、左右相称。
萼片は5枚あって、花弁状で青紫色。
頂萼片は、先がずんぐりと丸め。 雄しべは多数。 分布:山口県(山口市・美祢市) − 門田裕一先生のメモ から−
【Aここで一昨年、数株が盗掘され、鍬で掘った穴で分かったそうです】
19.10.11 撮影
【B頂萼片は、先がずんぐりと丸め。雄しべは多数】
19.10.11 撮影
「1株でもいいから咲いていますように」と、祈りながら歩いて行ったところ、
道から外れる所からきれいに草が刈ってあり、「咲いたんだ!」と。
(昨年は、強乾燥と日照りで長かった夏の天候で、花茎が1本も立たなかったのです)
去年、地主さんと一緒に嘆いた私が、今年も来るはずと、歩きやすいように刈ってくれていたのです。
地主さんは、2012年に門田先生と話されたので、ここの重要性を認識されています。
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【C秋吉台で初めて私がヤサカブシを確認した所では】
19.10.5 撮影
【D花弁の距は細くかつ長く、360度まで屈曲する】
19.10.5 撮影
【E這うように伸びた花茎や】
19.10.5 撮影
【F勢いのある花茎もあり、多数確認できました】
19.10.5 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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