2016年 1月6日  ヤマネコノメソウ開花



【@イワオモダカを確認に来た足元で − 昨年の開花確認は林縁の草地で、2月15日でした】
16.1.6 撮影

          ヤマネコノメソウ Chrysosplenium japonicum〈山猫の目草〉
                              (ユキノシタ科 ネコノメソウ属) 花期は2〜4月。
          湿った林内に生える高さ10-20cmの多年草。
          全体に長毛を散生する。走出枝は出さない。
          根生葉は花時まで残り、葉身は円腎形で、長さ5-20mm、
          ふちには7〜11個の浅くて先端が平らな鋸歯がある。
          茎葉は茎の途中で2〜3枚が互生、
          長柄があり、腎円形〜卵円形、ふちに浅い平らな鋸歯がある。

          花茎は高さ10〜20cm、まばらな軟毛があり、
          花がすむと基部に長さ2-3mmの紫色を帯びた珠芽ができる。
          花序は普通6〜10花を密につけ、直径2-3cm。
          花は花弁がなく、直径4-5mm。花盤は緑黄色。
          雄しべは4〜8個。花糸はごく短く、2個の花柱が反り返っている。


【@を拡大しました − ここでは、咲き始めから花茎が長く立っています】
16.1.6 撮影
                                 
【A − @の奥側に写っている花序 − 花は花弁がなく、直径4-5mm。花盤は緑黄色
16.1.6 撮影

【B − @の前側の花序】
16.1.6 撮影

   秋吉台国定公園内のネコノメソウ属はヤマネコノメソウ1種だけで、別種を探して来ましたが、
   まだ見つけられません。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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