2015年 2月16日  ヤマネコノメソウ



【@昨日、開花確認しました − 林縁の草地で】
15.2.15 撮影

           ヤマネコノメソウ Chrysosplenium japonicum〈山猫の目草〉
                              (ユキノシタ科 ネコノメソウ属) 花期は2〜4月。
          湿った林内に生える高さ10-20cmの多年草。
          全体に長毛を散生する。走出枝は出さない。
          根生葉は花時まで残り、葉身は円腎形で、長さ5-20mm、
          ふちには7〜11個の浅くて先端が平らな鋸歯がある。
          茎葉は茎の途中で2〜3枚が互生、
          長柄があり、腎円形〜卵円形、ふちに浅い平らな鋸歯がある。

          花茎は高さ10〜20cm、まばらな軟毛があり、
          花がすむと基部に長さ2-3mmの紫色を帯びた珠芽ができる。
          花序は普通6〜10花を密につけ、直径2-3cm。
          花は花弁がなく、直径4-5mm。花盤は緑黄色。
          雄しべは4〜8個。花糸はごく短く、2個の花柱が反り返っている。

【A 咲き始めは花茎が伸びず、地面に張り付くように咲いています】
15.2.15 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 花序は普通6〜10花を密につけ、直径2-3cm
15.2.15 撮影

【B花は花弁がなく、直径4-5mm。花盤は緑黄色。雄しべは4〜8個、花糸はごく短い
15.2.15 撮影

* * * * * おまけ * * * * *

【Cアオイスミレが2月15日に開花しました】
15.2.15 撮影

【Cを拡大しました − 昨年は1月24日、一昨年は1月23日に開花でした】
15.2.15 撮影
それに、ここで次に咲く蕾がまだ見つかりません。
なぜ、アオイスミレだけがこんなに遅れているのでしょうか?

【@を拡大しました − @の中央に写っているのも、マルバマンネングサと思うのです】
15.2.15 撮影

   マルバマンネングサではないかと日記に書いてから、注意して歩くと、毎日必ず目に入るほど、 
   あちこちにあることが分かりました。
   マンネングサの仲間が好きでないので、
   これまでずっと、記録している種を開花確認して、「はい、おしまい!」だったのですね。



※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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