2016年 11月16日 ヤクシソウ・カラスノゴマ |
ヤクシソウ Crepidiastrum denticulatum〈薬師草〉 (キク科 アゼトウナ属) 花期は8~11月。 山野の日当たりのよいところに生える高さ30-120cmの2年草。 根生葉はさじ形で柄があるが、開花時には枯れる。 茎葉は互生し、長さ5-10cmの長楕円形または倒卵形で、 ふちには浅い鋸歯があり、基部は後方に大きく張り出して茎を抱く。 枝先や上部の葉腋に直径1.5cmほどの黄色の頭花を数個ずつつける。 頭花は上向きに咲き、花後に花柄が曲がって下を向く。 総苞は黒っぽい緑色で長さ7-9mmの円筒形。 痩果は黒褐色で長さ2.5-3.5mm。冠毛は純白色。 【②快晴の昼過ぎ、晩秋の日差しをいっぱいに浴びて】 * * * * * * * * * *
(アオイ科 カラスノゴマ属) 花期は8~10月。 種子をカラスの食べるゴマに例えたものという。 道ばたや畑などに生える高さ30-90cmの1年草。 茎や葉、萼、蒴果などに星状毛が多い。 葉は互生し、長さ2-7cm、幅1.5-3.58cmの卵形。 花は葉腋に1個ずつつき、黄色で直径1.5-1.8cm。 花弁は5個、倒卵形で、長さ7-8mm。 萼片は線状被針形で反り返る。 雄しべは10~15個あり、その間に雄しべより長い仮雄しべが5個ある。 蒴果は長さ2.5-3.5cmで細長い。 【④を拡大しました - すっかり枯れていますが】 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |