コウゾリナPicris hieracioides ssp. japonica〈髪剃菜〉
(キク科 コウゾリナ属) 花期は4〜12月。
茎や葉に剛毛があり、さわるとざらついて、手が切れそうなのを
カミソリ(髪剃)に例えたもの。
山野の草地や道ばたなどに普通に生える高さ30-100cmの2年草。
根生葉は花期には枯れる。
下部の葉は長さ6-15cmの披針形で、
基部は次第に細まって翼のある柄となる。
中ほどの葉は長さ4-12cmの被針形で基部は茎を抱く。
枝先に直径2-2.5cmの黄色の頭花をつける。
総苞はやや黒っぽい緑色。
内片は線状被針形で剛毛がある。外片は短い。
痩果は赤褐色で、冠毛は羽毛状。
【A根生葉は花期には枯れる】
16.11.17 撮影
【B茎の中ほどの葉を】
16.11.17 撮影
【C枝先に直径2-2.5cmの黄色の頭花をつける】
16.11.17 撮影
【D総苞はやや黒っぽい緑色】
16.11.17 撮影
【E − 内片は線状被針形で剛毛がある。外片は短い】
16.11.17 撮影
* * * * * おまけ* * * * *
【Fキツネアザミが咲いていました − 自転車道の柵の外で】
16.11.17 撮影
【Fを拡大しました − 例年開花は4月下旬。11月に咲いたのは2006年以来です】
16.11.17 撮影
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コウゾリナとキツネアザミは共に午後2時過ぎに撮ったのですが、
春に夕日の下での撮影と同様に黄色みを帯びた感じになりました。
キツネアザミを朝の光の下で撮ってみたいのですが、これから1週間はぐずついた天気らしいです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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