2016年 11月17日  コウゾリナ



【@羽毛状の葦をバックに、真夏だけ休んだコウゾリナが花盛りです】
16.11.17 撮影

          コウゾリナPicris hieracioides ssp. japonica〈髪剃菜〉
                             (キク科 コウゾリナ属) 花期は4〜12月。
         茎や葉に剛毛があり、さわるとざらついて、手が切れそうなのを
         カミソリ(髪剃)に例えたもの。
         山野の草地や道ばたなどに普通に生える高さ30-100cmの2年草。
         根生葉は花期には枯れる。
         下部の葉は長さ6-15cmの披針形で、
         基部は次第に細まって翼のある柄となる。
         中ほどの葉は長さ4-12cmの被針形で基部は茎を抱く。
         枝先に直径2-2.5cmの黄色の頭花をつける。
         総苞はやや黒っぽい緑色。
         内片は線状被針形で剛毛がある。外片は短い。
         痩果は赤褐色で、冠毛は羽毛状。


【A根生葉は花期には枯れる
16.11.17 撮影
                                 
【B茎の中ほどの葉を】
16.11.17 撮影

【C枝先に直径2-2.5cmの黄色の頭花をつける
16.11.17 撮影

【D総苞はやや黒っぽい緑色
16.11.17 撮影

【E − 内片は線状被針形で剛毛がある。外片は短い
16.11.17 撮影

* * * * * おまけ* * * * *

【Fキツネアザミが咲いていました − 自転車道の柵の外で】
16.11.17 撮影

【Fを拡大しました − 例年開花は4月下旬。11月に咲いたのは2006年以来です】
16.11.17 撮影

  コウゾリナとキツネアザミは共に午後2時過ぎに撮ったのですが、
  春に夕日の下での撮影と同様に黄色みを帯びた感じになりました。
  キツネアザミを朝の光の下で撮ってみたいのですが、これから1週間はぐずついた天気らしいです。



※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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