カラスノゴマ〈烏の胡麻〉 Corchoropsis crenata
(アオイ科 カラスノゴマ属) 花期は8〜10月。
種子をカラスの食べるゴマに例えたものという。
道ばたや畑などに生える高さ30-90cmの1年草。
茎や葉、萼、刮ハなどに星状毛が多い。
葉は互生し、長さ2-7cm、幅1.5-3.58cmの卵形。
花は葉腋に1個ずつつき、黄色で直径1.5-1.8cm。
花弁は5個、倒卵形で、長さ7-8mm。
萼片は線状被針形で反り返る。
雄しべは10〜15個あり、その間に雄しべより長い仮雄しべが5個ある。
刮ハは長さ2.5-3.5cmで細長い。
【@を拡大しました − 雄しべは10〜15個あり、その間に雄しべより長い仮雄しべが5個ある】
16.8.19 撮影
【A今は盛んに枝分かれして − 林縁で】
16.9.15 撮影
【Aを拡大しました − もう、若い果実も】
16.9.15 撮影
【B】
16.9.15 撮影
【C刮ハは長さ2.5-3.5cmで細長い】
16.9.15 撮影
【Cを拡大しました − 和名は種子をカラスの食べるゴマに例えたものという】
16.9.15 撮影
* * * * * おまけ* * * * *
【D林道に入る手前で、大きなウリ科の葉が登っていました − 花はこれからです】
16.9.15 撮影
【E今日、農家の方に聞いたら、思っていたとおりハヤトウリで、雌花がついていました】
16.9.15 撮影
【Eを拡大しました − ハヤトウリ(隼人瓜)は、酢の物や粕漬けにして食べるそうです】
16.9.15 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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