４月６日　　ウスゲスミレ

幻のアキヨシタチツボスミレ…2年前に見つけた場所とは別の2カ所目を今年見つけました。

【�@ウスゲスミレはナガバタチツボスミレとニオイタチツボスミレの自然雑種です】
１３．３．２５　撮影

ウスゲスミレ〈薄毛菫〉（スミレ科　スミレ属）　花期は３〜４月。 　　ナガバタチツボスミレとニオイタチツボスミレの自然雑種。 　　茎はニオイタチツボスミレのように毛がある。 　　根生葉は心臓形〜卵状心臓形で、ニオイタチツボスミレに似ている。 　　茎葉は中間型で、上部に移るにつれて卵状心臓形、卵状三角形、長三角形、三角状披針形となり、 　　ナガバタチツボスミレに似てくる。 　　葉の表面は短毛があり、裏面は無毛か脈上に少毛がある程度。 　　花冠は１．５〜２cm淡紫紅色〜紅紫色、 　　ニオイタチツボスミレに似て花弁内の白色部の区切りがはっきりしている。 　　唇弁の距は、長さ６〜９mmでナガバタチツボスミレに似て太くて長いものが多く、淡紅紫色。 　　果実は不稔か、２〜３個結実する不完全果。 　　繁殖は専ら地下茎から新株を出して増えることが多い。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ 「秋吉台 草原の自然史」−秋吉台科学博物館 1983年 第２版 ） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 【�@を拡大しました − ニオイタチツボスミレに似て花弁内の白色部の区切りがはっきりしている】 １３．３．２５　撮影 【�A − 唇弁の距はナガバタチツボスミレに似て太くて長いものが多く、淡紅紫色】 １３．３．２５　撮影 【�Aを拡大しました − 花柄の毛は少なめですが確認できました】 １３．３．２５　撮影 【�B根生葉は心臓形〜卵状心臓形で、ニオイタチツボスミレに似ている】 １３．３．２５　撮影 【�C葉の表面と裏面】 １３．３．２５　撮影 【�Cを拡大しました − 葉の表面は短毛がある】 １３．３．２５　撮影 私自身の頭の整理も兼ねて、今日まで6日続けてタチツボスミレ類を書きました。 これで完璧に覚えましたが、1年後の私の頭はどうなのか、ちょっと楽しみ。 ※　日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。