2016年 8月19日  ウシクグ



【@田のふちで大型のカヤツリグサ属を見つけました − ミズガヤツリとは違い、初見でした】
21.8.19 撮影

          ウシクグ Cyperus orthostachyus 〈牛莎草〉
                         (カヤツリグサ科 カヤツリグサ属)花期は 8〜10月。
         田のあぜや荒れ地の湿ったところに生える高さ20-70cmの1年草。
         茎や葉をもむと、レモンのような香りがする。
         葉は茎より長く、幅2-8mmの線形。
         葉鞘は黄褐色。
         茎の先に葉と同形の苞が3〜5個あり、その間から5〜7個の枝をだし、
         褐紫色の小穂を多数つける。
         花序の枝は長さが不ぞろいで、長いものは20cm以上ある。
         小穂は長さ0.5-1cmで、約15個の小花がつく。
         鱗片は広楕円形。柱頭は3個。
         果実は3稜のある倒卵形。
         花期:8〜10月 分布:北、本、四、九
         − 増補改訂新版「野に咲く花」 −

         鱗片は広楕円形、長さ1.2-1.5mm、円頭、中肋は緑色。
          −「岡山県カヤツリグサ科植物図譜」 −
 

【@を拡大しました − 茎の先に葉と同形の苞が3〜5個あり
16.8 19 撮影
                                 
【@を拡大しました −その間から5〜7個の枝をだし
16.8.19 撮影

【A小穂は長さ0.5-1cmで、約15個の小花がつく
16.8.19 撮影

【B小穂は長さ0.5-1cmで、約15個の小花がつく
16.8.19 撮影

【Bを拡大しました −鱗片は広楕円形、長さ1.2-1.5mm、円頭、中肋は緑色
16.8.19 撮影

   植物名の間違いに気づき、書き直しました。(2021.9.2 )


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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