2016年 6月13日  ウサギアオイ



【@ゼニバアオイを見てきた場所で、咲いていたのはウサギアオイでした】
16.6.13 撮影

          ウサギアオイ Malva parviflora L.〈兎葵/別名ハイアオイ〉
                          (アオイ科 ゼニアオイ属) 花期は 6〜9月。
        市街地の道端、空き地、草地、畑の畦などに生える一年草。
        ヨーロッパ原産。
        茎は斜上し、高さ20-50cm。
        葉は腎円形で、浅く5〜7裂し、裂片は三角形状に尖り、鈍い鋸歯があり、
        基部は浅い心臓形またはやや切形状となる。
        葉の表面や葉柄にまばらに毛がある。
        花は葉腋に束生し、花柄は短く、長さ2-3mm、果時もほとんど長くならない。
        萼は浅く5裂し、長さ4-5mmで、果時に大きくなって半ば果実を包む。
        花は直径5-8mm、白〜淡紅色。
        雄しべは多数、筒状に合着し、雌しべを取り巻く。
        果実は扁平、直径6-8mm、10個ほどの分果に分かれる。
        分果は背面の網状の脈が著しく隆起し、縁はギザギザがあって、
        歯車のように隣接する分果とかみ合う。

【A葉は腎円形で、浅く5〜7裂し、裂片は三角形状に尖り、鈍い鋸歯
16.6.13 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 花は直径5-8mm、淡紅色
16.6.13 撮影
 「雄しべは多数、筒状に合着し、雌しべを取り巻く」


【B − @の下方に写っている若い果実を】
16.6.13 撮影
「果実は扁平、直径6-8mm、10個ほどの分果に分かれる」

 ウサギアオイについた花番号は「1449」。
 この番号は、新しく見つけたドクムギにつけていましたが、それはドクムギではなく、
 ホソムギの小穂に無いはずの長い芒があるものと判明、考えた結果取り消して、
 そのあと見つけたウサギアオイに使ったという次第です。
 日記のゼニバアオイは間違いないのですが、では、いつウサギアオイに入れ替わったのか?
 やれやれ。悪戦苦闘の毎日です。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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