11月24日  ウラジロマタタビ―その2

   05.11.24 撮影
   
 ウラジロマタタビ(マタタビ科) 花期は5〜6月。
 山地の林内や林縁に生える落葉つる性木本。サルナシの葉裏が粉白色のものをいい、本州(関東地方以西)、四国、九州に分布する。雌雄別株。葉は互生し、楕円形〜広卵形。厚い皮質で、ふちには細かい鋸歯がある。上部の葉腋に白い花を下向きにつける。花は直径1〜1.5p。果実は液果で長さ2〜2.5pの広楕円形。10〜11月に緑黄色に熟す。


 今年6月27日に書いたウラジロマタタビの実は、今年も早々とつるごと見えなくなり、先日、同じ林のほかを探しましたが、やはりつるさえ見えませんでした。
果実は香りがよく、キウイフルーツよりはるかに美味とのことなので、毎年同じ人が早めに収穫してしまうのでしょう。
 今日、一昨年実を見た林に来て、“眠れる森の美女”の王子様になった気分でやぶをかき分けて進むと、3m斜め上方に、「あった!」 ありましたよ。
  
 
                    【上の画像を拡大しました】                    
                        05.11.24 撮影
                                 
            いつもの100oマクロレンズではこれが精一杯ですが、
            もう、ドライフルーツになりかけていることは分かります。

                【こんな時もありました―6月の日記から】     
05.6.27 撮影

ここの熟した実を見るのは、あきらめましょう。

【こんな時も―6月の日記から】
05.5.24 撮影
 
                 
 ここを教えてあげているのは“秋吉台の大先輩”だけなので、来年は、ここでちょうど食べ頃を撮影しましょう。
 試食ですか?
 私はキーウイの猛烈なアレルギーなので、シマサルナシ同様に駄目だとあきらめています。