11月25日  サルトリイバラ(ユリ科)

  05.11.24 撮影
   
 サルトリイバラ〈猿捕茨/別名ガンタチイバラ・カカラ〉(ユリ科) 花期は4〜5月。
 山野に普通に見られる、落葉つる性半低木。雌雄別株。茎に鈎状の刺があるのでこの名がついたらしく、この刺と、柄の基部にある巻きひげで他のものに絡みついて茎を伸ばす。葉は互生。葉身は円形〜楕円形で、先は小さくとがり、ふちは全縁。葉の展開と同時に散形花序をだし、淡黄緑色の花を多数つける。花は直径5〜7o。果実は液果。直径7〜9oの球形で、10〜11月に朱赤色に熟す。西日本では葉を団子を包むのに使う。
 

 林縁では今、ほかの木に絡んで高く伸びたサルトリイバラの真っ赤な果実が目立っています。
 (上のサルトリイバラは、ヤブニッケイとノイバラに絡んでいます)

                     【こんな時もありました】                    
                        05.11.9 撮影

        今はもう、葉が茶色に枯れていますが、半月前はまだ緑色でした。                               

                      【こんな時も・・・】                  
05.4.20 撮影

【花序を拡大しました―雄花】
05.4.16 撮影

淡黄緑色の花に一生懸命ピントを合わせて、
「今年はバッチリ!」だったはずなのに、
雄花序ばかりで、雌花序がありませんでした。
 
                 
 これまでの画像が完璧な出来で、昨年の日記より劣る画像しかないことが続くようになった時が、秋吉台日記を終える時だと思っていますが、幸か不幸か、まだまだ遠い先のことになりそうです。