ウラジロマタタビ 花期は5〜6月。
山地の林内や林縁に生える落葉つる性木本。サルナシの葉裏が粉白色のものをいい、本州(関東地方以西)、四国、九州に分布する。雌雄別株。葉は互生し、楕円形〜広卵形。厚い皮質で、ふちには細かい鋸歯がある。上部の葉腋に白い花を下向きにつける。花は直径1〜1.5p。果実は液果で長さ2〜2.5pの広楕円形。10〜11月に緑黄色に熟す。
林を歩いていたら、もうこんなに大きくなったウラジロマタタビの青い実が目に入ってきました。
果実は香りがよく、生食のほか果実酒にされ、キウイフルーツよりはるかに美味とのことですが、早めに収穫してしまう人がいるらしく、毎年熟した実を見たことがありません。
【上の画像を拡大しました】
開花は5月21日でした。
1ヶ月余りで、もう、十分大きく育っています。
【こんな時もありました】
05.5.24 撮影
【上の画像を拡大しました―両性花】
「花弁と萼片は5個。葯は黒紫色。
両性花の花柱は線形で多数あり、放射状に開出する」
今年は、どの木も花がたくさん咲き、実も順調に育っていますが、独り占めしないで、みんなが楽しめるよう、残しておいてほしいです。
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