8月13日 ウマノスズクサ |
ウマノスズクサ 〈馬の鈴草〉(ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ属) 花期は8月。 川の土手や畑、林のふちなどに生えるつる性の多年草。全体に無毛で粉白を帯びる。 茎は細く丈夫でよく分枝し、ほかの木や草にからみつく。 葉は互生し、長さ4〜7cmの三角状卵形。基部は心形で両側が耳状にはりだす。 葉腋にサキソフォンに似た形の花が1個ずつつく。花は長さ3cmあまり。 萼筒はゆるく湾曲し、先端は斜めにスパッと切り落としたような形で、やや反り返る。 【@を拡大しました】 「葉は互生し、長さ4〜7cmの三角状卵形。基部は心形で両側が耳状にはりだす」 【A − @の下方に花の先が葉に隠れて写っている花です】 「葉腋にサキソフォンに似た形の花が1個ずつつく」 【Aを拡大しました】 「花弁はなく、ラッパ形の萼筒の先は斜めに切られたような形でとがり、 基部は丸くふくれて、その中に花柱と雄しべ6がある」 本当に面白い形です。 「花は長さ3cmあまり」というのは、丸いふくらみの下(画像では上)にある子房(花柄の一部のように見える少しふくらんだ部分)から先までの長さと思います。 今日、ここへ来る前に6月に見つけたウマノスズクサを見に行きましたが、つるが刈られて小さな株しかなく、花は見られませんでした。私有地なので仕方ないですね。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |