8月13日 ウマノスズクサ 


【@ウマノスズクサが開花していました】
   10.8.13 撮影
昨年花をつけていた株から10mくらい離れた所で、地上2mほどの高さに咲いていました。
   
 ウマノスズクサ 〈馬の鈴草〉(ウマノスズクサ科 ウマノスズクサ属) 花期は8月。
川の土手や畑、林のふちなどに生えるつる性の多年草。全体に無毛で粉白を帯びる。
茎は細く丈夫でよく分枝し、ほかの木や草にからみつく。
葉は互生し、長さ4〜7cmの三角状卵形。基部は心形で両側が耳状にはりだす。
葉腋にサキソフォンに似た形の花が1個ずつつく。花は長さ3cmあまり。

萼筒はゆるく湾曲し、先端は斜めにスパッと切り落としたような形で、やや反り返る。

   
                 【@を拡大しました】        
 10.8. 撮影
葉は互生し、長さ4〜7cmの三角状卵形。基部は心形で両側が耳状にはりだす

A − @の下方に花の先が葉に隠れて写っている花です  
10.8.13 撮影
葉腋にサキソフォンに似た形の花が1個ずつつく

Aを拡大しました
10.8.13 撮影
「花弁はなく、ラッパ形の萼筒の先は斜めに切られたような形でとがり、
基部は丸くふくれて、その中に花柱と雄しべ6がある」

本当に面白い形です。

「花は長さ3cmあまり」というのは、丸いふくらみの下(画像では上)にある子房(花柄の一部のように見える少しふくらんだ部分)から先までの長さと思います。
  今日、ここへ来る前に6月に見つけたウマノスズクサを見に行きましたが、つるが刈られて小さな株しかなく、花は見られませんでした。私有地なので仕方ないですね。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。