2018年 11月5日  ツルマオ − その2



林道の側面でツルマオの雌花を確認したのが8月31日
それから今日まで、何度も訪れては雄花を探してきました。


【@】
18.9.5 撮影

           ツルマオ Gonostegia hirta(イラクサ科 ツルマオ属) 花期は 9〜10月。
         暖地の林縁に生える多年草。雌雄同株。
         茎はつる状で地をはい、長さ30-50cm、短毛がある。
         葉は対生し、披針形で長さ3-8cm、先はとがり、基部は浅い心形、
         3〜5脈があり、裏面に隆起する。
         葉腋に小さな花が球状につく。
         雄花は短柄があり、花被片は5個、雄しべは5個。
         雌花は無柄で花被片は筒状。
         花期:9〜10月。
         分布:本州(東海地方以西)、九州、沖縄。
          − 増補改訂新版「山に咲く花」 −

【@を拡大しました − 若い果実が確認できます】
18.9.5 撮影
                                 
【A10月】
18.10. 5撮影

【Aを拡大しました − 雌花です】
18.10.5 撮影

【B】
18.10.5 撮影

【Bを拡大しました − 雌花です】
18.10.5 撮影

【C11月に入っても、こんな状態で】
18.11.5 撮影

【D草の勢いも衰えていませんが・・・】
18.11.5 撮影

【Eどの花序にも雄花は確認できていません】
18.11 .5 撮影

【Eを拡大しました −暖地の林縁に生える多年草。雌雄同株
18.11. 5 撮影

【F】
18.11.5 撮影

【Fを拡大しました】
18.11. 5 撮影

 ツルマオは、図鑑に「雌雄同株」となっていますが、
 雄花が確認できなかったら、ツルマオには雌株もあるということになります。
 
これから雄花が咲くとは考えにくいのですが、草の勢いが衰えてしまうまでは様子を見に来るつもりです。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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