2018年 9月2日  ツルマメ



【@昨年まで見てきたのとは別の場所、草地で咲いていました】
18.9.2 撮影

         ツルマメ Glycine max ssp.soja〈蔓豆/別名ノマメ〉(マメ科 ダイズ属) 花期は9月。
       日当たりのよい野原や道ばたに生えるつる性の1年草。
       茎には下向きの粗い毛がある。
       葉は3小葉からなり、小葉は長さ2.5−8cmの狭卵形〜被針形、
       
両面とも毛がある。
       花は淡紅紫色で長さ5-8mm。
       豆果は長さ2-3cmで淡褐色の毛が密生する。
       種小名のsojaは「しょうゆ」の意味で、
       ツルマメはダイズGlycine maxの原種と考えられている。
       ダイズは重要な資源作物として広く栽培されている。

        − 増補改訂新版「野に咲く花」 −

       ツルマメとダイズの自然雑種があり、ヒロハツルマメという。
       形態は両者の中間形で頂小葉は狭卵形、
       豆果は狭長楕円形で、長さ2-3.3cm、幅5-8mmある。
       本州と九州にあり、中国東北部に分布する。
        − 改訂新版「日本の野生植物2」 −

【@を拡大しました】
18.9.2 撮影
                                 
【A湿気が多い場所のためか、つるが良く伸びて、花序は少ないです】
18.9.2 撮影

【Aを拡大しました】
18.9.2撮影

【B花は淡紅紫色で長さ5-8mm
18.9.2 撮影

【C葉は3小葉からなり、小葉は長さ2.5−8cmの狭卵形〜被針形
18.9.2 撮影

 この場所では、従来見てきた個体より小葉が円く、全体に毛が少なくすっきりした感じです。
 ヒロハツルマメの可能性が皆無ではないので、引き続き観察しようと思っています。
 


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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