2019年 9月12日  トウバナ



【@9月の現在、咲き始めて花盛りなのは、草刈りが行われたからです − 家族旅行村で】
19.9.12 撮影

           トウバナClinopodium gracile〈塔花〉(シソ科 トウバナ属) 
                                        花期は4〜10月。
         やや湿った道ばたに生える多年草。
         茎は細く、束生して基部はややはい、上部は直立して高さ10-30cm。
         葉は5-10mmの柄があり、卵形〜広卵形で長さ1-3cm、幅8-20mm、
         ほとんど毛がなく、鈍頭、基部はやや円い。
         花は5〜8月に茎頂にやや断続的な花穂をつくって開き、
         小苞は長さ1-3mmで短い。
         萼は長さ3-4mm、脈上に短毛がある。
         花冠は淡紅色で長さ5-6mm。
         分果は長さ約0.6mm。
         本州〜琉球、朝鮮半島・台湾・中国・東南アジアに分布する。
          − 改訂新版「日本の野生植物5」 −          

【@を拡大しました − 秋吉台で花期が長いのは、個体差が大きいからです】
19.9.12 撮影
                                 
【A葉は卵形〜広卵形、ほとんど毛がなく、鈍頭、基部はやや円い
19.9.12 撮影

【B葉裏を】
19.9.12 撮影

【Bを拡大しました − 腺点はありませんね】
19.9.12 撮影

【C花は茎頂にやや断続的な花穂をつくって開き
19.9.12 撮影

【Cを拡大しました −花冠は淡紅色で長さ5-6mm
19.8.12 撮影

【D萼は長さ3-4mm、脈上に短毛がある
19.9.12 撮影

 イヌトウバナアラゲトウバナとの違いを確認するために、トウバナを書きました。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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