トゲミノキツネノボタン Rununculus muricatus〈刺実の狐の牡丹〉 (キンポウゲ科 キンポウゲ属) 花期は1〜6月。 耕作地などに生える高さ15-50cmの1年草あるいは越年草。 ヨーロッパ〜西アジア原産。 茎は束生して斜上し、ほとんど無毛。
根生葉の葉身は広卵形、3浅裂〜中裂し、裂片は広卵形で鋸歯縁となり、両面とも無毛、 葉柄は長さ5-25cm、無毛。 茎葉も根生葉と同型だが、上部のものほど小型となり、葉柄も短くなる。
花は黄色で直径1-1.5cm、茎の上部の葉腋に単生する。
花弁は倒卵形、長さ約7mm。 痩果は15〜25個が集合果をなし、楕円形で扁平、長さ約5mm、 表面に刺状突起がある。
【@を拡大しました − 花は黄色で直径1-1.5cm、茎の上部の葉腋に単生する】
19.3.5 撮影
【A茎の上部の葉腋に単生する】
19.3.5 撮影
【B葉身は広卵形、3浅裂〜中裂し、裂片は広卵形で鋸歯縁となり、両面とも無毛】
19.3.5 撮影
【C葉裏を − 両面とも無毛】
19.3.5 撮影
【D花は黄色で直径1-1.5cm、花弁は倒卵形、長さ約7mm】
19.35 撮影
【Dを拡大しました 】
19.3.5 撮影
トゲミノキツネノボタンとイボミキンポウゲは同じ環境に生え、一見よく似ていますが。
・トゲミノキツネノボタンは 1.葉は、両面とも無毛。 2.花は、茎の上部の葉腋に単生する。
・イボミキンポウゲは 1,葉は、下面に長い伏毛がある。 2,花は、2〜5花がまばらな総状花序につく。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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