2019年 3月8日  キレハイヌガラシ



春耕前の田の道路側に沿ってイヌガラシと見過ごしてきた草が、群生状態になっているのに気づき、
イヌガラシとしては葉の切れ込みが違うと撮り帰ったら、キレハイヌガラシと判明しました。

【@ この高さは30cmほど】

19.3.8 撮影

         キレハイヌガラシ Rorippa sylvestris (アブラナ科 イヌガラシ属) 
                                      花期は 3月〜。
        ヨーロッパ原産でアメリカやアジアに帰化している多年生草本。
        全体無毛、根茎から2〜3回羽状に深裂したロゼット葉を出し、
        茎はよく分岐して高さ60cmほどになる。
        茎につく葉も羽状深裂し、短い柄で互生する。
        春から夏にかけて枝の先に花序をつけ、
        直径5mmほどの黄色の4弁花を穂状につける。
        果実は長さ1.5cmほどの円筒形。
        1963年に神奈川県で報告されたが、
        北海道ではそれ以前からヤチイヌガラシの名で知られていた。
        本州中部以北を中心に、やや湿った土地に発生する。
        根の切片などで旺盛に増殖するため、
        農耕地に入ると除去に困難な雑草となる。
         − 「日本帰化植物写真図鑑 −

        葉は長さ15cmに及び、羽状に深裂、側裂片は3〜5対、
        裂片は歯牙があるか、さらに羽裂するものもある。
        上部の茎葉は少数の裂片をつけるか、ときに単葉となる。
         −「日本の帰化植物」 −

【@を拡大しました − 茎につく葉も羽状深裂
19.3.8 撮影
                                 
【A茎の下方の葉を − 葉は長さ15cmに及び、羽状に深裂、側裂片は3〜5対
19.3.8 撮影
「裂片は歯牙があるか、さらに羽裂するものもある」


【B】
19.3.8 撮影

【C 上とは別の株 】
19.3.8 撮影

 キレハイヌガラシについた花番号は、『1543』。
 今日は日差しが強く、分かりにくい画像になってしまった上に、いったい何本くらい生えているのか、
 全体の様子を見ていないので、撮り直してきて再度書くつもりです。

 

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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