2015年 3月4日  トゲミノキツネノボタン − その2



【@3月3日に書いたイボミキンポウゲそばのトゲミノキツネノボタンを撮りました】
15.3.2 撮影

        トゲミノキツネノボタン Rununculus muricatus〈刺実の狐の牡丹〉
                              (キンポウゲ科 キンポウゲ属) 花期は1〜6月。
       耕作地などに生える高さ15-50cmの1年草あるいは越年草。
       ヨーロッパ〜西アジア原産。
       茎は束生して斜上し、ほとんど無毛。
       根生葉の葉身は広卵形、3浅裂〜中裂し、裂片は広卵形で鋸歯縁となり、両面とも無毛、
       葉柄は長さ5-25cm、無毛。
       茎葉も根生葉と同型だが、上部のものほど小型となり、葉柄も短くなる。
       花は黄色で直径1-1.5cm、茎の上部の葉腋に単生する。
       花弁は倒卵形、長さ約7mm。
       痩果は15〜25個が集合果をなし、楕円形で扁平、長さ約5mm、
       表面に刺状突起がある。


【@-2. − @を拡大しました − 花は、茎の上部の葉腋に単生する
15.3.2 撮影
                                 
【A − 上の画像の左上の葉裏を − 葉身は両面とも無毛
15.3.2 撮影

【B − 『@-2.』の葉鞘に、イボミキンポウゲの葉裏と同じ長毛がありました】
15.3.2 撮影

この株は、花が茎の上部の葉腋に単生し、葉は両面とも無毛ということから、トゲミノキツネノボタンで良いと思いますが、交雑種なのでしょうか。
今に、この辺りには、花が上部の葉腋に単生し、葉の裏面に長毛が生えているというような、どちらとも言えない雑種が見られるようになるかも…。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

次ページ

TOP