2015年 3月3日  イボミキンポウゲ


2月27日に書いたトゲミノキツネノボタンから20mほど離れた同じ小川に、イボミキンポウゲがありました。

【@写真中央より少し右にある大きな1株がイボミキンポウゲでした】
15.2.28 撮影

         イボミキンポウゲ Ranunculus sardous〈疣実金鳳花〉
                           (キンポウゲ科 キンポウゲ属) 花期は2〜6月。
        ヨーロッパ原産の帰化植物。耕作地などに生える高さ10-60cmの1年草。
        茎は分枝し、ほとんど無毛だがまばらに長い開出毛がある。
        根生葉の葉身は広卵形、1回3出の複葉あるいは単葉で3浅裂〜中裂し、
        上面は無毛、下面に長い伏毛がある。
        裂片は狭卵形で、鋸歯縁となる。
        花は黄色で直径1-1.5cm、2〜5花がまばらな総状花序につく。
        萼片は著しく反曲する。
        痩果は広倒卵形、長さ約2mm、表面にいぼ状の突起があり、
        縁が肥厚し、嘴は太く短く、先端は反曲する。

【A − @のイボミキンポウゲ】
15.3.2 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 花は黄色で直径1-1.5cm、2〜5花がまばらな総状花序につく
15.3.2 撮影

【Aを拡大しました − 2〜5花がまばらな総状花序につく
15.3.2 撮影

【B】
15.3.2 撮影

【Bを拡大しました − 2〜5花がまばらな総状花序につく
15.3.2 撮影

【C痩果は広倒卵形、長さ約2mm
15.3.2 撮影

【Cを拡大しました − 表面にいぼ状の突起があり、縁が肥厚し、嘴は太く短く、先端は反曲する
15.2.26 撮影

【D葉裏を】
15.2.26 撮影

【Dを拡大しました − 下面に長い伏毛がある
15.2.26 撮影

【E − Dの右手前の葉を】
15.3.2 撮影

【F2〜5花がまばらな総状花序につく
15.3.2 撮影

【Fを拡大しました】
15.3. 撮影
【G − Fの左にある痩果を】
15.3.2 撮影

イトゲミノキツネノボタンとイボミキンポウゲの相違点から、私なりの区別の仕方をまとめました。

  トゲミノキツネノボタンは
   1,葉は、両面とも無毛。
   2,花は、茎の上部の葉腋に単生する。

 
イボミキンポウゲは
   1,葉は、下面に長い伏毛がある。
   2,花は、2〜5花がまばらな総状花序につく。



※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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