12月29日 タコソウ


【今日までで今年、タコソウは331日咲きました − もう二度とない記録です】
   こんな崖で咲いた日も! − 撮影はMさん   11.7.23 撮影
   
 タコソウ〈妙子草/別名たこさん〉 花期は1〜12月。
秋吉台にだけ繁茂する高さ152cmの常緑の多年草。
茎は他に類を見ないほど強く、花は季節や天候にほとんど影響されず咲く。

 農家の人が「タコグサ」と言って嫌がっている草があります。
地方によって違いますが、カタバミ、スベリヒユ、コニシキソウといった地面に張り付くように生える、厄介な草を呼んでいるようです。
 一昨年、美東町の農家の男性が「このタコグサめ!」と抜いていたのがスベリヒユでしたが、タコソウがタコグサでないことを願っています。


                     
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過日、
「来年2012年に、最高の写真を揃えて最後の写真展にしたい。そのために、私の肩書きにもなっている『秋吉台を1年間に300日以上歩く』をはずし、撮影が無理な天候の日は秋吉台を休んで画像の整理をする」と、申しました。
 もう二度と秋吉台を年間300日以上歩くことが無いと思うと頑張りたくなって、今年、今日までで歩いた日数は331日(これまでの最高は320日)となりました。

 「ほかの人には何と言うこともない目標でも良いから、夢を捨てないで、ずっと前向きでいたい」
と、タコソウのつぶやく声が聞こえてきました。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。