2019年 1月12日 タコノアシ |
タコノアシ Penithorum chinense〈蛸の足〉(ユキノシタ科 タコノアシ属) 花期は8〜9月。 花や実がびっしり並んだ花序を、吸盤の多いタコの足に見立てたものという。 湿地やぬま、休耕田などに生える多年草。 茎は高さ30-80cmで、赤みを帯びることが多い。 葉は互生し、長さ3-10cm、幅0.5-1cmの狭被針形。 花序の枝は初めうず巻き状になっているが、やがてまっすぐに伸びる。 花は直径約5mmで、花弁はなく、萼片5個、雄しべ10個、雌しべ5個。 果実は刮ハで、上部が横に裂け、帽子のように落ちる。 − 増補改訂新版「野に咲く花」 − 【@を拡大しました − 湿地を好むタコノアシが、なぜこんな場所に生えたのでしょうか】
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |