12月9日  タカノツメ(ウコギ科)

     画像@            05.12.9 撮影
   
 タカノツメ〈鷹の爪/別名イモノキ〉(ウコギ科) 花期は5月。
 冬芽の形が鷹の爪に似ていることからこの名がついた。別名は、材が柔らかく、もろいことによる。
山地に生える高さ4〜15mになる落葉小高木または高木。雌雄別株。葉は互生。枝先に集まってつき、ふつうは3出複葉で長い柄がある。小葉は卵状楕円形で、両端は鋭くとがり、ふちには短い芒状の鋸歯がある。短枝の先に散形花序を総状に出し、小さな黄緑色の花が丸く集まってつく。果実は液果。長さ5〜6oの広楕円形で、9〜10月に黒紫色に熟す。
 

 一昨年の秋に黄葉を見つけ、翌年春に花を見に行くのが遅すぎ、今年5月10日に開花を見ることができたタカノツメです。
 上の画像は一昨年黄葉を見た木で雄株。5月13日の日記もこの雄株の花でした。

                    【雌株です―画像A】                    
                        05.12.9 撮影
                                 
        今日、先ずここに来て、下のBのその後を撮ろうとしても分からず、
        @で樹形を確かめて戻ってきたら、今度は分かりました。

                    【こんな時もありました―B】                  
05.11.21 撮影

【Bを拡大しました】
05.11.21 撮影 
 
              【こんな時もありました―ABと同じ株です】 
05.10.25 撮影

来年、ここで雌花を見るのが楽しみです。

【こんな時もありました―雄花序】
 5月13日の日記から)   05.5.13 撮影
                 
 タカノツメに何度も何度も通ったので、私の記録にずっと前から書いてあるような気がしていたのですが、今年初めて花番号をつけることができたのでした。 タカノツメの花番号は、874。