タカノツメ〈鷹の爪/別名イモノキ〉 花期は5月。
冬芽の形が鷹の爪に似ていることからこの名がついた。別名は、材が柔らかく、もろいことによる。山地に生える高さ4〜15mになる落葉小高木または高木。雌雄別株。葉は互生。枝先に集まってつき、ふつうは3出複葉で長い柄がある。小葉は卵状楕円形で、両端は鋭くとがり、ふちには短い芒状の鋸歯がある。短枝の先に散形花序を総状に出し、小さな黄緑色の花が丸く集まってつく。
一昨年の秋、3出複葉の黄葉したタカノツメを見つけ、花を楽しみにしていたのに、昨年5月下旬に思い出して見に行ったら、かすかな花の跡が1つ残っていただけでした。
今年こそと、4月から観察を続けて、今日か明日かと待ち続けたタカノツメは、5月10日に開花し、あっという間に花盛りです。
05.5.13 撮影
【上の画像を拡大しました―雄花です】
「花弁は4個、長さ約oの狭卵形。
雄花には雄しべ4個と小さな花柱が1個ある」
昨年、実が見えなかったはずです。
数株見つけていますが、皆、雄花が咲いていますから。
|