2019年 2月22日 タガラシ |
タガラシRanunculus sceleratus〈田辛し〉(キンポウゲ科 キンポウゲ属) 花期は2〜5月。 プロトアネモニンを含み、かむと辛みがあることによる。 キンポウゲ属の植物はすべてプロトアネモニンを含むため、 多少とも有毒である。 水田や溝などに生える高さ30-50cmの2年草。 葉は3深裂し、裂片はさらに細かく裂ける。 花は黄色で直径0.8-1cm。 花のあと花床は大きくなり、長さ0.8-1cmの楕円形で、 多数の痩果の集合果になる。 1つの果実のように見える集合果は、多数の痩果の集まりで、 タガラシの集合果は楕円形なのが特徴。 痩果は長さ1-1.2mmで、レンズ状に膨らんでいる。 花期:4〜5月 分布:日本全土 − 増補改訂新版「野に咲く花」 − 【@を拡大しました − 大分前から咲いている様子です】 * * * * * * *
今年の春の花の開花は早いです。 今日のタガラシは今年開花確認103番目ですが、昨年103番目の開花は、3月14日でした。 どの花が早く咲くのか予測できないまま、時間が許される限り歩き回っているのが現状です。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |