12月22日 タチバナモドキ |
タチバナモドキ〈別名ホソバトキワサンザシ〉(バラ科 トキワサンザシ属) 花期は6月。 中国原産で日本には明治時代に渡来した、高さ2〜4mの常緑低木。 葉は互生または短枝に束生し、長さ5〜6cmの狭長楕円形または狭倒卵形で革質。 ふちは全縁または腺状の鋸歯がある。 葉の裏・萼・小花柄には灰白色の軟毛がある。 葉腋の散房花序に直径5〜8mmの白い花を5〜10個開く。花弁と萼片は5個。 果実は直径7〜8mmの平たい球形で、橙黄色に熟し、先端に萼片が残る。 【@を拡大しました - 一体いつ開花したの?】 【A果実は直径7〜8mmの平たい球形で、橙黄色に熟し、先端に萼片が残る】 今年、花と果実の様子がいつもと違う樹木が多かったと思います。 12月18日に書いたシマサルナシは、開花が遅かった上に花数が少なかったので、果実がなったのだろうかと見に行ったところ、小さいながらも鈴なりでした。 ザイフリボクとミズキは、花を探し回ってもとうとう1株も花を見ることができなかったし、ノグルミ・ハゼノキは、極端に花が少なかったのです。 その一方で、花が例年どおりに咲いた樹木もたくさんありました。 花芽が付く頃の天候か、それとも開花直前の天候の影響なのか、樹木に聞いても答えてくれません。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |