12月16日 タチバナモドキ 


【草原の石灰岩の割れ目に生えています】
   10.12.14 撮影
花が少なかったため果実もわずかですが、冷たい時雨の中でオレンジ色が鮮やかでした。
   
      タチバナモドキ〈別名ホソバトキワサンザシ〉(バラ科 トキワサンザシ属)
                                            花期は6月。
    中国原産で日本には明治時代に渡来した。高さ2〜4mの常緑低木。
    葉は互生または短枝に束生し、長さ5〜6cmの狭長楕円形または狭倒卵形で革質。
    ふちは全縁または腺状の鋸歯がある。
    葉の裏・萼・小花柄には灰白色の軟毛がある。
    葉腋の散房花序に直径5〜8mmの白い花を5〜10個開く。花弁と萼片は5個。
    果実は直径7〜8mmの平たい球形で、橙黄色に熟し、先端に萼片が残る。


   
                 【上の画像を拡大しました】        
 10.12.14 撮影
果実は直径7〜8mmの平たい球形で、橙黄色に熟し、先端に萼片が残る

こんな時もありました  
10.6.20 撮影
4月の遅霜にやられ開花が遅れた上、花弁がちぎれた痛々しい姿の花でした。

 ※タチバナモドキは「秋吉台で出会った花」に掲載する花のリストを作る時には未開花だったので、外れています。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。