クスドイゲ(イイギリ科 クスドイゲ属) 花期は9〜10月。
海岸の岩場や山地の岩礫地に生える高さ3〜5mになる常緑低木〜小高木。雌雄異株。
樹皮は灰褐色で若木はなめらかだが、太い木では縦に浅く割れ、不規則にはがれる。
枝分かれした刺がある。
葉は互生。長楕円状卵形〜広卵形で、先は鋭くとがり、ふちには鋸歯がある。
葉腋から短い総状花序を出し、直径2〜2.5mmの黄白色の花をつける。
花には花弁はなく、4〜5個の萼片がある。
雄花には長さ約3mmの雄しべが多数ある。
雌花には球形の子房が1個ある。花柱は短く、柱頭は2〜3裂する。
果実は液果。直径約5mmの球形で、10〜11月に黒く熟す。中に種子が2〜3個入っている。
【上の画像を拡大しました】
10.12.12 撮影
「果実は液果。直径約5mmの球形で、10〜11月に黒く熟す。
中に種子が2〜3個入っている」
【こんな時もありました − 若い果実】
10.11.6 撮影
【上の画像を拡大しました】
10.11.6 撮影
【こんな時もありました − 雌花】
10.9.15 撮影
【上の画像を拡大しました】
10.9.15 撮影
「雌花には球形の子房が1個ある。
花柱は短く、柱頭は2〜3裂する」
この日記を書きながら「秋吉台で出会った花」の間違いを見つけました。
・ 191ページ下段右 (誤)クスノキ科→ (正)イイギリ科
すでにご購入の方、お手数ですが訂正をお願いいたします。 m(_ _)m
今日12:30〜15:00、台上で朝日新聞の取材を受けました。
新聞もテレビもバッチリ年齢を書くので好きではありませんが、仕方ないですね。本の紹介をしてくださるのですから。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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