10月5日 スズメノトウガラシ(ゴマノハグサ科)
スズメノトウガラシ〈雀の唐辛子〉(ゴマノハグサ科) 花期は8〜10月。 やや湿り気のある田畑に生える1年草。茎は根ぎわで分枝して斜上し、高さ5〜20pになり無毛。葉は対生し、柄がなく、倒披針形で先はとがり、ふちには5〜8個のとがった鋸歯があり、両面とも無毛。上部の葉腋からやや太い花柄を出し1花をつける。萼は5深裂し裂片は細くとがる。花冠は淡紅紫色で長さ7〜9o。 田の中で同じ時に咲くアゼナ・アメリカアゼナ・ウリクサ・アゼトウガラシ・スズメノトウガラシなどを一度に分かろうとすると頭が変になりそうで、先ず7月にアゼナ・アメリカアゼナを覚えましたが、開花確認に走り回らなくてよくなった今がチャンスです。 今日、スズメノトウガラシの果実の特徴がはっきり分かったので、今回はこれに。 【花と果実を】 「アゼトウガラシと全く同じような所に生え、形もそのまま。区別点は、 ・葉の幅がやや広く、しばしば葉の中部以上が最も広くなり、鋸歯がはっきりしている。 ・果実の柄が太く、果体とあまりちがわない」 |