アゼナ〈畦菜〉 花期は7〜10月。
田のあぜなど、やや湿り気のあるところに生える高さ10〜15pの1年草。葉は対生し、卵円形または楕円形で柄はない。ふちは全縁で、上面にやや光沢があって、3〜5個の平行脈が目立つ。花は柄が長く、淡紅紫色で、葉腋に1個ずつつく。花冠は唇形で長さ約6o。
アゼナは自信があったのですが、アメリカアゼナの方は、花番号は同じで毎年のように名前が変わって記録されていました。
たくさん生えている草が分からない時は、帰化植物図鑑を開けるべきでした。
もうこれで、田の草を嫌がらなくてすみそうです。
【アゼナ】
05.7.25 撮影
アメリカアゼナ
05.7.25 撮影
アメリカアゼナ〈アメリカ畦菜〉 花期は6〜9月。
北アメリカ原産で、戦後急に各地で見られるようになった。水田などのやや湿り気のあるところに生える高さ10〜30pの1年草。葉は卵状長蛇円形で、3脈が目立ち、波状の鋸歯がある。花は普通淡紅色だが、白色に近いものもある。花冠は唇形で長さ0.5〜1p。
【アメリカアゼナ】
05.7.25 撮影
「現在では北海道から沖縄まで、水田や湿った畑、道ばたに広く分布し、
場所によっては在来のアゼナより多い」
あちこちの田の畦を歩いてみると、確かにアメリカアゼナの方が広い範囲に生えているように思います。
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